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大塚 徳勝
日本アイソトープ会議報文集, S1(4), p.244 - 246, 1972/00
核燃料のUは原子炉の中で、核分裂反応、または、中性子捕獲反応を行ない、それぞれ、核分裂生成物(Fission Products)と超U元素を生ずる。FPの種類は約300にも及ぶが、この中、照射用線源としての条件(線種、線質、および半減期)を満足するような有用核種は、わずか、数種類にすぎない。その主な核種をTable 1に示す。照射用FP線源には、数多くのFPを含んだ使用済核燃料(Spent Fuel)、およぴ混合FP(MixedFP)も有用である。
上野 馨
日本アイソトープ会議報文集, S1(3), p.241 - 243, 1972/00
94番元素プルトニウムより原子番号の大きい諸元素を総称して超プルトニウム元素と呼ぶ。95番元素アメリシウムから103番元素ローレンシウムまではアクチノイドに属し,104番元素はエカハフニウム,105番元素はエカタンタルと考えられている。
天正 清
日本アイソトープ会議報文集, S4(1), p.276 - 278, 1972/00
湛水土壌においては,その水分状態,とくに還元的土壌条件のために,無機成分の挙動には,畑地土壌とは異なった独特な現象が認められている。たとえば,硝酸態窒素の脱窒,乾土効果による土壌窒素の無機化,リン酸の肥効増大,あるいは硫化物や二価鉄,還元型マンガンの生成など,これらの現象は水稲作における土壌管理や施肥など農業技術の観点からも重要な事柄である。さらに植物生理,あるいは植物栄養の観点からすると,水稲茎葉中の極めて高いケイ素含量にみられるように,イネによる無機成分の吸収には,なお一般畑作物とは異なるイネ独自の生理的特性も考えうるであろう。したがって湛水土壌・水稲系においては,畑土壌・畑作物系とは異なる特異性が,微量無機成分の挙動についても予測されるのであるが,ー方湛水土壌という極めて特殊な土壌条件のもとでの挙動を究明することは,同時に土壌植物系全般にわたるような基本的問題の解決にも手がかりを提供しうると考えられる。
石森 富太郎; 木村 幹; 上野 馨
第8回日本アイソトープ会議報文集, A-C-6, p.165 - 167, 1968/00
近年放射化学的迅速分離法の開発が進み、短寿命核種の壊変をより良い精度で測定できるようになった。Ca,Ti,Y,Nbなどの核種の半減期は従来照射条件を考慮したり、あるいは被験核種の固有の線を測定したりして化学的分離精製をおこなわず求められた。またNb,Rhの既報告半減期はいちじるしく大きな標準偏差を持っている。この研究では、(1)照射試料および照射条件の選定、(2)核反応および壊変によって生成した核種の化学迅速分離、(3)被験核種の線エネルギーの測定および解析、をへて被験核種の質量数と原子番号を確認し、その減衰を追跡した。
武久 正昭; 大田黒 寛治*; 柿崎 利勝*; 元田 庸*; 高橋 清一*; 山本 康夫*; 三井 光; 上野 隆志*; 町 末男; 土屋 良二*; et al.
第8回日本アイソトープ会議報文集, A-RC-6, 3 Pages, 1968/00
放射線化学の開発研究の一環として行なってきたエチレンの放射線重合の第1段階として気相重合で粉末ポリエチレンを製造することを目的とした反応器容積1l、および10lの流通法重合装置を建設し、約2年間にわたって本プロセスに対する工学的知見ならびに放射線重合ポリエチレンの実用物性測定に必要な試料を提供することを目的として運転を行なってきた。本報告は装置の構成,運転結果,スケールアップ効果,長時間運転時の問題点を要約したものである。
町 末男; 塩路 佑治*; 山口 康市; 川上 和市郎; 保崎 吉彦*; 須郷 高信*; 渡辺 光崇; 豊田 亘博*; 武久 正昭
第8回日本アイソトープ会議報文集, A-RC-7, 3 Pages, 1968/00
1953年以来行なわれてきたエチレンの放射線重合の研究はほとんどが重合反応に関するものであって、重合によって得られたポリエチレンの構造および物性に関する研究は非常に少ない。すなわち、初期にはLewisによる物性に関する簡単な報告があり、最近には、町らおよびSteinbergらによる物性と構造に関する研究がある。これらはいずれもきわめて小規模な回分型重合法で得られたポリマーの物性に関するものである。
萩原 幸; 三井 光; 町 末男; 鍵谷 勤*
第8回日本アイソトープ会議報文集, A-RC-9, 3 Pages, 1968/00
近年、放射線を用いたエチレンの重合法は、第3のポリエチレン製造法として注目され、多くの研究が行なわれている。大容積の反応器をそなえた連続重合装置においては、生成ポリマーを連続的に取り出すこと、および、反応熱の除去をいかに効果的に行なうかが重要な問題となる。この問題を解決するため、反応を溶媒中で行なうことにし、特に複雑な分離操作を必要とせず、さらに、放射線に対して比較的安定で、廉価に入手出来る液体二酸化炭素を溶媒として用いた。
富永 洋; 榎本 茂正
第8回日本アイソトープ会議報文集, B-2-3, p.257 - 259, 1968/00
Amは長寿命(T=460年、壊変)の超ウラン元素であるが、線源(60KeV)として最近かなりな強度のものが容易に入手できるようになり、このため、厚さ計などの工業計測用に多く使われはじめた。その線の内部転換率はか次り大きく、娘元素NpからLX線を同時に放射している。このLX線は原子番号の低い元素のKX線励起に有効で、この領域に用いられるいくつかの線源に比較しても、最も有利なものの一つになると考えられる。これに着目して、Am LX線源(この報告ではNp LX線を利用できるAm線源をこのように呼ぶ)のX線分析における有効性を検討した。
石渡 名澄
第8回日本アイソトープ会議報文集, B-(2)-4, p.260 - 262, 1965/00
クロム-51,マンガン-54,鉄-59,コバルト-60,亜鉛-65および銀-110mが共存する水相からジチゾン-クロロホルムによる亜鉛-65の抽出分離法を報告した。各核種が共存する硫酸酸性試料溶液に担体銀を加えて、ジチゾン-クロロホルム抽出を2回くり返すことにより、銀-110mを分離除去する。水相にクエン酸ナトリウムを加えて、水酸化ナトリウムによりpHを6~7に調節する。ふたたびジチゾン-クロロホルム抽出により亜鉛-65とコバルト-60を有機相に分離したのち、有機相を0.2N塩酸で洗浄することにより亜鉛-65を水相に逆抽出する。